dairy

PMP が拡大する米国市場。オープンプログラマティックは本当に「低品質な在庫」なのか

オープンエクスチェンジまたはオープンマーケットプレイスのプログラマティックは、「メディアバイヤーのクライアントを間違った場所へと導く、低品質なインベントリのあいまいで紛らわしい供給源」という評判を覆すことができるのだろうか。

その魅力はもっぱら、オープンマーケットのような規模を持たないことの多いプライベートマーケットプレイス(PMP)に比べて、リーチ当たりのコストがはるかに安い点に尽きるのだろう。それとも、一部の情報筋が言うように、両方の選択肢を組み合わせた「オークションパッケージ」が中間的な解決策となるのだろうか。

米DIGIDAYは、大手エージェンシーや独立系エージェンシーに属する複数のプログラマティック専門家に、オープンエクスチェンジのプログラマティックにおける問題点を回避する方法と、PMPが必ずしも解決策にならない理由について話を聞いた。

なお、この記事において、オープンマーケットのプログラマティックとは、PMPを通じて販売されていないもの全般を指すこととする。オープンマーケットのプログラマティックへの投資は、PMPよりはるかに多くの労力を必要とするが、そのぶん見返りはあるというのが業界の共通認識であることは間違いない。ほとんどのバイヤーはPMPにより多く投資しており、それは今後も変わらないだろうが、オープンエクスチェンジにはオープンエクスチェンジなりの役割があるのだ。

オープンオークションの価値

「オープンオークションに品質上の懸念があることは確かであり、オープンオークションで入手できるインベントリーの質は、ここ数年で向上するどころか低下している」と、ジャウンスメディア(Jounce Media)の創業者でプログラマティック専門家のクリス・ケイン氏は話す。「オープンオークションは、詐欺的なインベントリーやヘイトスピーチなど、低品質または問題のあるインベントリーを事前にフィルタリングする努力がなされているにもかかわらず、依然として非常に質の低いオークションの供給が絶えないとの認識が、バイヤーの側に広がっている」。

The post PMP が拡大する米国市場。オープンプログラマティックは本当に「低品質な在庫」なのか appeared first on DIGIDAY[日本版].

Source: New feed

ABOUT ME
wpmaster
wpmaster
英語大好き人間のenglisheaterです。このブログではこのような英語に関する情報提供をしていきたいと思います。よろしくお願いします。