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Q&A: ファイナンシャルメディアネットワーク とは – リテールメディアに続く、金融機関による独自のアドネットワーク

広告業界ではここ数カ月、リテールメディアネットワーク(RMN)への関心が高まっている。しかし、金融機関も耳をそばだてている金融機関は限定的ではあるものの、信頼性の高い消費者データを持っているため、RMNと同様、広告費という大きなパイの一部を手にする方法を見いだし始めているのだ。

その方法とは、ファイナンシャルメディアネットワークだ。

しかし、ファイナンシャルメディアネットワークとは何で、なぜ重要なのだろうか? そして、なぜマーケターは気に掛けているのだろうか?

――ファイナンシャルメディアネットワークとは何か?

ファイナンシャルメディアネットワーク(FMN)とは、豊富なデータセット(あるいはファーストパーティデータ)を活用し、独自のアドネットワークを構築している金融機関のことだ。

最近の例では、チェース銀行(Chase Bank)が4月にチェース・メディア・ソリューションズ(Chase Media Solutions)という広告事業を立ち上げている。ヨーロッパの金融サービス企業レボリュート(Revolut)も4月、同様の道を歩み始めると発表している。さらに、後払い決済(BNPL)を提供するクラーナ(Klarna)もこの数年、同様の広告事業の基盤を構築してきた。

では、なぜこれらの企業は広告業界に足を踏み入れようと考えたのだろうか?

イーマーケター(eMarketer)の決済関連担当シニアアナリスト、グレース・ブロードベント氏は、「米国、英国などでは現在、BNPLがクレジットカードの市場シェアを侵食するといった競争上の脅威に加えて、規制当局の圧力が増している」と述べている。つまり、競争と規制が金融機関に収益源の多様化を迫っており、状況が悪化する前に、今すぐ動く必要があるということだ。
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