記事のポイント
- Robloxはアイトラッキング調査で広告効果を証明し、ブランド想起や注目度で他媒体を上回る結果を示した。
- 広告主は感情的指標だけでなく購買成果を重視しており、Robloxは測定指標の高度化とeコマース連携を進めている。
- Robloxは自社をゲームではなくクリエイタープラットフォームと位置づけ、Z世代向け広告メディアとしての価値を訴求している。
Roblox（ロブロックス）は、同社プラットフォーム上での広告の効果を証明する新たなデータを公表し、広告主に対してその価値をアピールしている。
5月8日に開催されたニューフロンツ（NewFronts）のイベントで、Robloxはメディアサイエンス（MediaScience）の研究結果を発表した。この研究は、アイトラッキングやそのほかの生理学的データを用いて、Roblox上のブランドの没入体験に参加した際のユーザーの注意力とブランド想起の増加を測定したものだ。
マーケターはRobloxの透明性の向上を歓迎しているが、同社がさらに多くの広告投資を引き出すには、感情的な反応に基づく指標だけでは不十分だと述べている。
Robloxが次にめざすのは購買行動
Robloxのアイトラッキング調査は、13歳から34歳までの米国のRobloxユーザー140人の行動を分析したもので、ユーザーがRobloxの広告やほかのプラットフォーム上の広告、さまざまな広告フォーマットの組み合わせを見ているあいだの、視覚的注意力および「発汗活動の微小変化」などの身体的反応を測定している。Robloxの関係者が公表した数字によると、この調査では、ユーザーのブランドコンテンツへの関心が、Robloxではソーシャル広告の100倍、ストリーミングTV広告の35倍ほど高かったという。
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The post Roblox 、没入型広告の効果をデータで提示 今後は実売上への貢献を示す測定体制が鍵に appeared first on DIGIDAY［日本版］.
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