
記事のポイント
- パブリッシャーはSNSや動画プラットフォームに読者を奪われ、従来の参照流入が減るなか新たな戦略構築が迫られている。
- ニュースの主な取得先としてSNSを選ぶ若年層が増え、従来の指標からエンゲージメントなど新指標への転換が求められる。
- AIの台頭でニュースの定義や流通経路が揺らぐなか、パブリッシャーは受け身を脱し柔軟なブランド戦略に舵を切る必要がある。
生成AIの台頭を背景に、伝統的なニュースメディアの影響力が低下し、検索エンジンからのトラフィックも減少している。こうしたなか、パブリッシャーはTikTok、YouTube、インスタグラムなど、オーディエンスが集まるプラットフォームでのリーチ拡大に注力している。
しかし、これらのプラットフォームはパブリッシャーのサイトに読者を誘導するケースが少なく、新たな課題となっている。
ロイター研究所(Reuters Institute)は6月24日に2025年版「デジタルニュースレポート」を発表し、それにあわせて討論会を開催した。
ニューヨークにはニュース業界の幹部が集い、「表示されてもクリックされないコンテンツ」という課題について議論が交わされた。SNSでは「パーソナリティ起点」のクリエイターが圧倒的なオーディエンスを集めており、パブリッシャーは彼らとの競争戦略にも苦慮している。
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The post SNS とクリエイターに奪われる読者 パブリッシャーは検索流入からの脱却が求められる appeared first on DIGIDAY[日本版].
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