
スニーカーのリセールマーケットプレイスのStockX(ストックエックス)は、1月初頭に事業再編を行い、最高マーケティング責任者を含む数十人の従業員が退社した。
数回にわたる事業縮小
この改革は、1月初頭にナイスキックス(Nice Kicks)で初めて報じられたもので、約40人のチームメンバーが影響を受け、その多くは以後に統合されたシニアリーダーシップの地位にあった。StockXのCMOを務めるディーナ・バーリ氏は、2019年に同社の初のCMOに就任したが、この再編の一環として社を離れることになったと、StockXは米モダンリテールに対して認めた。今後数カ月のあいだに新しい最高マーケティング責任者を探しはじめると、同社は話た。
StockXは、「我々の事業は多面的で、進化し続けている。現在の戦略的な優先事項により適切に合わせるため、組織の再編を発表した。これにはいくつかのリーダーシップ役割の統合と移行により、フラットでより合理化された組織を作り上げ、より迅速な意思決定、透明性の向上、より優れた職能間の協力を可能にすることが含まれる。我々は、誰もが好きなものを売り買いできるようにするという使命を守り続け、この活動に貢献してきた多くのチームメンバーに感謝する」と、米モダンリテールへの声明で述べた。
StockXの再編の影響を受けた人々には、退職金や医療給付、専門的な再就職あっせんサービス、メンタルヘルスサポート、自社株購入制度の適用期間延長、確定拠出年金マッチの受給権、および会社のノートパソコンをそのままもらえるという選択肢が与えられる。
StockXは今でも再編の一環として全世界で採用を行っており、求人ページによると、検証専門家や商品デザイナーなど全社で27の役職が空いている。
StockXはこの4年間で何回か事業を縮小した。フットウェアニュース(Footwear News)によると、パンデミックがはじまった頃の2020年4月には労働力の12%を解雇した。その頃ビジネスインサイダー(Business Insider)は、StockXがすでにレイオフを2回行っていることも報じた。リテールダイブ(Retail Dive)によると、2022年6月にStockXは「マクロ経済上の課題」に言及して労働力の8%を削減した。それから2022年11月にはさらに80人の従業員をレイオフし、「現在の組織的な優先事項に合わせる」必要性について述べた。
The post StockX 、約40人の解雇とCMOの退社を認める:「我々の事業は進化し続けている」 appeared first on DIGIDAY[日本版].
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