
記事のポイント
- TikTokはAIキャンペーンツール「Smart+」を進化させ、広告主に入札やターゲティングの自由度を高めようとしている。
- 検索広告もSmar+に統合され、広告主はこれを回避できなくなる見通しが示された。
- 米国での存続問題を抱えつつも、TikTokはマーケティング機能を強化し、存在感をさらに深めている。
TikTok(ティックトック)の米国での存続が不透明なままである一方で、このエンターテインメントアプリは、未来にしっかりと焦点を合わせている。
「先週、TikTokと会ったとき、彼らは年内のプロダクトロードマップを説明してくれた」と、カンヌライオンズ(Cannes Lions)に参加したある人物は語る。この人物は、TikTokとの会話内容について率直に話すため匿名を条件とした。
Smart+プラットフォームの進化と具体策
そのロードマップの大きな部分を占めているのが、同社が8カ月前に導入したAIキャンペーンツール「Smart+(スマートプラス)」の進化であり、マーケターが広告購入においてより多くのコントロールを持てるようにするという。
「彼らは、入札、ターゲティング、クリエイティブに関して、広告主にもっとコントロールを提供することでSmart+プラットフォームを改善すると言っていた。それは理にかなっているし、その後に自動化が機能するようになる」と、その幹部は語る。
実際、そうしたアップデートの一部はすでに徐々に形になりはじめている。6月23日に、TikTokは「Smart+ ターゲットROAS(tROAS)」と呼ばれる目標ベースの入札機能を導入した。
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