
記事のポイント
- TV画面でのYouTube広告が急成長し、動画広告費の43%を占めるまでに拡大した。
- 視聴時間と広告収入でYouTubeは主要ストリーミング勢を上回り、業界の中心的存在となっている。
- 過去10年でリニアTVのリーチが大きく減少し、視聴者はYouTubeへと移行している。
アップフロントウィークに入り、YouTubeの影響力があらゆるピッチや交渉に大きく立ちはだかる。過去20年以上にわたる人々のTV視聴方法の変革をはじめとして、再考するのに、これ以上いいタイミングはないだろう。
モバイルの主役からリビングルームの備品へ
TV画面でYouTubeを見ることは新しいことではないが、その収益化のペースは急速に加速している。ティヌイティ(Tinuiti)の最新ベンチマークレポートによると、2025年第1四半期、TV向けに配信されたYouTube広告は前年同期比で88%増加した。現在、YouTube動画広告費の43%をTV画面が占めており、2024年の24%からほぼ倍増している。モバイルは51%から42%に減少し、デスクトップとタブレットでは減少が続いている。
重要なポイント:YouTubeは人々が見る場所であるだけでなく、広告主が大きく賭けている場所でもある。
クリエイターの規模が経営幹部の予算に対応
YouTubeはコンテンツの消費方法を変えただけでなく、メディアモデル全体を再構築した。毎分500時間分の動画がアップロードされ、忠実でニッチなコミュニティとパラソーシャルな絆を大規模に構築したクリエイターによって、無限のコンテンツを生み出すマシンと化しているのだ。
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