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YouTube × CTVが ポッドキャスト を変える 視聴態度の変化が広告価値を強化

記事のポイント

  • ポッドキャスト視聴はスマートTVで急増し、YouTubeを通じたテレビ視聴が音声中心から映像重視へと変化している。
  • 制作側はスタジオ収録やセット改善など、映像演出に投資し、広告効果や視聴者のアテンション向上を図っている。
  • 動画ポッドキャストの拡大により、広告主もCTV視点での価値を再評価し、戦略的な出稿先として注目している。

ポッドキャストはもはや音声コンテンツを楽しむ人だけのものではない。いまやYouTubeの主要な視聴画面はコネクテッドTV(CTV)だ。ポッドキャスターたちも家庭内でもっとも大きなスクリーンの向こう側で、視聴者が着々と増えていることを実感している。

こうした変化に伴い、YouTubeに視聴者を抱える多くのポッドキャスターは、ビジュアルコンテンツのテコ入れを図りはじめた。CTVで視聴するファンが急増するなか、今後も人々の注目を集め、それを維持することが狙いである。

ポッドキャスターのタラ・スウィンヤッティチャイポーン氏もそのひとりだ。昨年、同氏が配信する「ラブバイツポッドキャスト(Luvbites Podcast)」のチャンネル登録者4万6000人のうち、CTVによる視聴は14%だった。一方、モバイル端末による視聴は69.7%にのぼり、パソコンは9%、タブレット端末は6.7%だった。2025年4月には、YouTubeのCTVアプリでの視聴が前年比約10%増に相当する23.5%に跳ね上がり、一方、モバイル端末での視聴は56%にまで減少した。

「以前はポッドキャストは音声中心だと思っていたので、ビジュアルにはあまり力を入れてこなかった。しかし、英国でテレビ番組をやるようになって、視覚的にアピールするコンテンツを提供することの価値に気づいた」とスウィンヤッティチャイポーン氏は述べている。実は、同氏は2023年から英放送局チャンネル4(Channel 4)で放送中のリアリティショー「セレブズ・ゴー・デイティング(Celebs Go Dating)」の司会を務めている。「そこで、戦略を全面的に見直して、自分のポッドキャスト番組もトークショーに近い形に変更した」のだという。

具体的には、電話会議アプリのZoomを使った制作からスタジオ収録に切り替えるなど、品質の向上に取り組んでいる。また、2025年には配信の回数も増やし、以前よりコンスタントに更新しているという。スウィンヤッティチャイポーン氏はすで動画ポッドキャストを配信しているが、映像の美しさや演出はもはや単なる付け足しではなく、作品作りの中核的な要素となっている。

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